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ブルースクリーン問題顛末

2021/12/224
5/28日に組み上げたパソコンが、ログオンして4~5分でブルースクリーン(以下BSOD=Blue Screen of Deathの略)が出て強制再起動するようになってしまった。(最初に現象が出たのは6/1の夜)
まずはBSOD発生時にどんな内容が表示されているのか確認しなくてはならないが、BSODになってから2~3秒で再起動してしまうので詳しい内容が確認できない。
そこで下記のサイトより「BlueScreenView」というソフトをダウンロードし、インストール後にセーフモードで再起動。

Blue screen of death (STOP error) information in dump files.

ここまでで分かっているのは、セーフモードで起動したときと、通常起動でもログオンしていない場合はBSODは起こらないということ。
BlueScreenViewを起動すると、BSODが発生したときに生成されたダンプファイルから、それに関連するドライバやコードを表示してくれる。
今回のエラーは 0x0000007F:UNEXPECTED_KERNEL_MODE_TRAP というもの。

表示された内容から マイクロソフト サポート オンライン を見てみた。
STOP 0x0000007F エラーの一般的な原因

最も重要と書かれている最初のパラメータは 0x00000008 なので、原因は二重フォールトということになるが、具体的なことがよくわからない。
そこでさらに検索して辿り着いたのが下記のサイト。

ブルースクリーン解決集 | Windows XP/Vista/7の裏技

そして、今回のエラーの原因と解決方法は

◆原因:一般的にデバイスによるもの

メモリ、アプリケーションによるもの、またオーバークロック時にも出る事がある。

◇解决方法:メモリ検査ソフトで検査、オーバークロックしたなら元に戻す。

PCIデバイスをマザーボードのスロットから外す、またはほかのスロットに挿す。


ということだそうだ。
書かれていたとおりにメモリ検査をしてみたが、特に異常なしでメモリはシロ。
オーバークロックはしていないので、次にPCIデバイスを外して最小限の構成で通常起動しログオン。

…現象は改善せず (ーー;

マイクロソフト サポート オンライン によると「最も一般的な原因はハードウェアの問題」とのことだが、これはもうハードの問題じゃないだろう、とソフトウェアの方を疑ってみる。
最初のBSODが起きる直前に行っていたのが「ウィルスセキュリティZERO」のWindows7対応手続きとブルーレイプレーヤーソフトのインストール。
BDプレーヤーは自動的に起動して常駐するようなソフトではないので、怪しいのは「ウィルスセキュリティZERO」のほう。
実は msconfig でスタートアップから外すというのは既に試してあったが、それで改善することはなかったので思い切って完全に削除。
とりあえずPCIデバイスは外したままで再起動してみると…
これまで4~5分で確実にBSODが起きていたのに、10分経っても1時間経ってもBSODの再発は無し。
PCIデバイスを戻してから再起動後も問題なく動いてくれました。

というわけで、今回の不具合の犯人は「ウィルスセキュリティZERO」ということになりました。
でも、単純にこのソフトの不具合ということではないと思います。
おそらく相性の問題か、アップグレードやサービスパックを当てる順番などに問題があったんでしょう。
しかし、そこを追求する気力はもう無いので、この件はこれで終わり。
ウィルス対策については、とりあえず Microsoft Security Essentials を入れておきました。
あとはじっくり調べてから対応しようと思いますが、原因がわかって不具合が改善しただけで一安心です^^