フィギュア撮影にはクオリティの高い写真を撮るための基本的な技術と工夫が必要です。
以下にリボトロ撮影で培ってきた(というほど大げさなものでもないですが)ノウハウを項目ごとにまとめました。
内容の半分くらいはChatGPTに頼っていますw
撮影機材の準備
- カメラ:スマホでもOKですが、一眼レフやミラーレスなどレンズ交換式のカメラが理想です。
- 三脚:ブレ防止と構図の安定化に必須。
- リモートレリーズ:こちらもブレ防止のためにあると便利。
- 照明:自然光、蛍光灯スタンド、LEDリングライトなどを活用。
- 外付けの液晶モニタ:必須ではないけど老眼にはカメラの液晶だけではキツイので…😅
- 背景:背景ボード、背景布、ドールハウスなど。下の写真では箱庭技研の『ジオラマシート』を使っています。
ライティングの基本
- メインライト(キーライト):正面~斜め45度から。
- 補助ライト(フィルライト):影をやわらげる。反対側や下から光を足す。
- 背後ライト(リムライト):フィギュアの輪郭を際立たせる。
- レフ板(自作OK):白紙やアルミホイルなどで光を反射させ、陰影を調整。100均で購入できる白いプラ板も使い勝手が良い。
構図とアングル
- ローアングル:キャラクターの迫力を強調。
- ハイアングル:可愛らしさや弱さを演出。
- ルール・オブ・サード(三分割法):主題を画面の1/3ラインに配置するとバランスが良くなる。
- 背景ボケ(被写界深度):F値を小さくして背景をぼかすと立体感が出る。
カメラ設定の基本(マニュアル)
- ISO感度:100~400がノイズが少なくて良い。
- 絞り(F値):フィギュアをメインに撮る場合はF2.8~F5.6で背景ボケを調整する。ブログ用の撮影ではリーメントなどの小物を一緒に撮ることが多いのでF8~F16の間で調整しています。
- シャッタースピード:1/60秒以上(手ブレ防止のため三脚推奨)
- ホワイトバランス:ライトに合わせて調整(オートよりマニュアル推奨)
フィギュアのセッティング
- ホコリ除去:エアダスターやメガネ拭きで丁寧に取り除く。撮影後の写真を確認するとホコリは意外と目立つ😩
- 角度調整:カメラとの目線合わせやポーズの強調、小道具類の位置関係を確認。
- 小道具・ジオラマ:ストーリー性や臨場感を高める効果があります。
- 配置:フィギュアと小物はカメラを固定して液晶画面を見ながら並べましょう。全部並べ終わってから「さぁ撮るぞ!」とファインダーを覗くと手前に置いたアイテムに隠れて写らないものが出てきます。
編集と補正
- ソフトウェア:Lightroom、Photoshopなどがあれば良いですが、PhotoScapeX、Canva、Photopeaなどフリーで使えるソフトやサービスでも十分です。
- 明るさ・コントラスト:自然な印象を維持しながら調整。
- 彩度・色温度:イメージに合ったトーンに整える。
- ゴミ除去:ホコリや背景の不要物を消す。
上達のコツ
- 撮影例を研究:SNSや写真集から構図・光の使い方を学ぶ。
- リトライを恐れない:同じ構図でもライティングや角度を変えて何度も試す。
- 作品を公開してフィードバックを得る:X(旧Twitter)、Instagram、フィギュア撮影コミュニティなどを活用。
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